2013年8月23日金曜日

シントラの王宮は「どうぶつ」シリーズ ~('13年1月)ポルトガル


鳩の礼拝堂♡ 一番かわいかった

ポルトガル王室が、狩猟用や避暑用に保有していたシントラ王宮。

ヨーロッパでかなり素朴なお城の部類に入る気がします(他のお城は知らないけど)。外見が超地味。でも内部はかわいい。一つの部屋が、一つの動物のモチーフで埋め尽くされていたりして、「どうぶつシリーズ」な感じがいい。



調度品も、きらびやかすぎず、でも渋いアンティークで、いい感じです。
(と、言ってもやっぱり豪華だけど)


ドン・セバスチャンの部屋の赤いベッド。
ヘッドボードの彫刻がかなり豪華!


忘れてしまったけど、お魚がいる部屋。
客間だったかな……。


船の部屋! 「ガレー船の間」
どうぶつだけじゃなかったんですね。


「え、ここ民家?」という感じの狭い螺旋階段を上がって、二階へ。
本当に普通のお宅みたいです。

ポコポコと丸く刈り込まれた木でできた小さな庭。


ライティングデスクの装飾も凝っています。


ドラゴンの紋章のタペストリー。
よく見ると、周辺にいちごや、ラズベリー(?)や……植物がたくさん描きこまれてます。


王宮でもっとも格式の高い、「紋章の間」。

ひろびろとして、四方に窓があって開放感があります。
(敷地内で最も標高が高い場所に造られている)


天井は、息をのむばかり!
写真は青っぽく映ってしまったけど、実際はかなり金ピカです。

いままで、「地味」「どうぶつがかわいい」「民家みたい」と言ってきましたが、ここに入るとやっぱり「王宮だっ!」って思います。
王様が謁見したりしたのかなー。

ポルトガル王室の紋章、8人の王子王女の紋章、ポルトガル貴族72家の紋章が描かれているそうです!


天井の一マス、一マスには、黄金の角を生やしたユニコーン。
少しずつポーズが違います。
「ユニコーンの間」でもいいな(笑)。


アズレージョと一緒に映すの、難しい……。


アズレージョも一つ一つ意味があるんじゃないかと思いますが、よく分からなかった。
(解説してくれたかもしれないけど、英語が)


絵になる天使のアズレージョ。


窓からの眺めはこんな感じ。
西方には大西洋が望めたといわれますが……。

それから、紋章の広間に付属した廊下を通って、礼拝堂の二階に上がります。


鳩、はと、ハトーーー!

鳩は15世紀のフレスコ画だそうです。床はセラミックカーペット。


天井も幾何学模様で素敵です。
アルファルジュ装飾っていうらしい。


それにしても、可愛らしい礼拝堂。
祭壇もおもちゃのようです(っていうのは失礼なのかな)。


次は「アラブの間」。水盤があります。
この王宮は、最初はムーア人リスボン総督の住居でした。


外から見たとき特徴的だった、二本のトンガリ屋根。
中はキッチンです。
今でも宮殿で晩餐会が行われる際には、補助厨房になるらしい。


この紋章がある白い壁はぎゅーっと上まで続いています。


かなりゆっくり王宮を見たので、自由時間は40分くらい。

私たちは、王宮のミュージアムショップでパンフレットを買い、トイレに行き、インフォメーションセンターで絵葉書を買い、あとは街をぶらぶらして終わってしまいました。


カフェで名物というチーズタルト(?)、ケイジャータを買います。


ミュージアムショップの日本語パンフレット(1ユーロ)は、地図が載っていてすごくわかりやすかった! 

さてバスに乗る段になると、欧米人の若い男子二人連れがいない。どうやら帰りは自分たちで帰ることにしたらしい。

ガラガラのバスで海に向かって走っていく。この後、「カスカイスに行く」と書いてあったけど、何と、
車窓観光
だった!!


でも、誰も不満を言っていなかった。私たちは昨日見たからいいけど、
他の皆さんはこれ↑でよかったのか、と思ったけど、よかったんだろうな。

あんまり興味なさそうだったし……。

一方で、海沿いに高級住宅街があらわれたら、欧米人のおばちゃまは立ち上がって他人の豪邸の写真をバシャバシャ撮っていた。


途中、海が見える場所で写真撮影の小休憩。


小さな船がいっぱいいる。


ロカ岬に行かなかったので、「エストリルのカジノを見て帰る」という。
「007のモデルになったカジノ」だという。(ポルトガル最大らしい)
そういうカジノは世界中にあるんじゃないかな……車から降りるのやだな、と思っていたら、やっぱり車窓観光だったのでよかった。

おばちゃまはまた立ち上がって熱心に写真を撮っていた。

リスボンに入るともう真っ暗。
ホテルまで送り届けてくれるのはいいけど、マリオットはやや離れた場所にあるので一番最後で、1時間くらいリスボンの街をぐるぐるした。夕飯の待ち合わせ時間には間に合ったけど。

【結論】
・「疲れ」を引き受けられるなら、電車で自分たちで行くのが一番よさそう。
 ただ、シントラでもペーナ宮殿は遠いので、移動方法を考えなくちゃいけないし、電車の終電とか、最後はタクシーでホテルに戻らなければいけないとか、夕飯はどこで食べるかとか、それなりに大変そうではある。
・何も考えずおまかせ、お金は出してもいいなら、日本語オプショナルツアー。
 ペーナ宮殿はゆっくりしなかったと言っていたので、中には入らなかったのかな? あと、クリスト・レイというリスボンの街を眺めるスポットに寄ったらしい。
・その中間
 私たちのように現地ツアーでどこかへ行くか、リスボンの街でのんびりする。


夕飯のサラダ。


牛肉の肉じゃがみたいな、トマト味の何か。


プディングが出ました。

夜は、ホテルの部屋でケイジャータをかじりました。(写真はお土産のページに)
んー、皮はワンタンみたいにパリパリで、確かにチーズの味……私はそれほど美味しいとも思わなかったけど、まあ、経験ということで。


ユーロのポルトガル版を集めた旦那さん。

翌朝は、ボックスの朝食で、またヒースロー経由で帰ります。

ヒースローは前回より新しく綺麗なウィングで待ちました。空いていて、斜め前に若いイギリス人男子が2,3人いてふざけてたんだけど、ちらっと見た感じ、「なんか、若いのに妙に偉そうだな~」。
良くいえば「オーラがある」のかもしれません(笑)。

成田に着いて、飛行機から降りると、飛行機と建物を繋ぐ細い通路で、↑の男子を含む7,8人が立ち止まって待っている。横をすり抜けていきましたが、「あの人たち何だろう?」「さあね~」 

成田のゲートを出るとき、きゃぁー!!!という歓声が聞こえて、やっと有名人と分かりました。ユニオンジャックの旗も振られている。
「ワン・ダイレクション」っていうイギリスのミュージシャンと同じ便だったみたいです。
でも、同乗の日本人たちは誰も知らなかったからぽかんとしていた。

というよく分からない締めで、ポルトガルの旅行記はおしまいですー。
全体の目次はこちら。

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