アドリア海の深い青がそれは美しかったです。
スロヴェニアのブレッド城から見下ろした湖の小島。
ニ月末で、内陸部はまだ雪と氷の世界でした。
安いツアーだったので、お食事と宿は質素でしたが、私はぜんぜん平気。
そのかわり、デラックス・バスはゆったり快適でした。
まずは、中継地のチューリヒですが、初ヨーロッパなので、ここからもう興奮。そして、アルプス山脈を見下ろしながらイタリアのベニス(ヴェネチア)に飛び、バスでスロヴェニアに入ります。
お昼前に成田を発って、その日の(と、いっても、太陽と一緒に飛んでいるので一日がすごく長いわけですが)深夜十時ごろ、スロヴェニアのブレッドという街に到着。
ちなみに、今回旅程がほぼ同じだった阪○旅行社さんは、オーストリア航空のウィーン経由で来たそうで、その場合は夜八時ごろ着いたとか。負けたw
夜中に、ブレッド城のささやかなライトアップを見に行き、そのまま就寝。
翌朝、湖の周りを散歩しました。
左端に見えるのがブレッド城。行ったのは二月の終わりで、欧州の大寒波がロシアに後退していて本当に助かった。それでも、湖面は九割くらい凍ってました。
ホテルは、「HOTEL KRIM」というところ。
ここの朝食は、全旅程でもかなり満足いくものだった。ハムやソーセージ類はもちろん、デザートのカッテージチーズのようなケーキが美味しくて。
ホテルの外観。湖面まで、ゆるやかな坂道を下って10分位です。部屋は狭かったけど、「東欧」という感じのレトロさがあって、お湯も出たし、清潔で、私は意外と気に入りました。夜遅かったので、写真を撮るのは忘れたけど。
ブレッドはユリアンアルプス(太陽の当たる側のアルプス)のリゾート地。
湖は「アルプスの青い瞳」と言われている……が、この時期は白い氷の膜がかかっていました。
聖母被昇天教会がある小島までは氷が割られているので、ボートで渡ります。ボートをこぐことができるのは、村人だけなんだって。
ブレッド城の背後に、雪をいただく山々が。有名なトリグラウ山ではないけど。
小島が見えてきました。
途中で、わりと質素なチトーの別荘も見えます。(今はホテル)
小島に着くとすぐ、長い階段があります。
教会で結婚式を挙げるカップルは、新郎が新婦をお姫様だっこしてこの階段を上がるのがならわしだそう。
階段の上に、聖母被昇天教会があります。
16世紀に建てられた鐘楼の鐘を鳴らすと、願いがかなうということで……
鐘の音は教会の中からはよく聞こえないけど、外にいると始終鳴っているのが耳に入ります。
ボートに乗って湖畔に戻り、ブレッド城に行きます。これは階段の途中にあったマリア様のほこら。
あ~、古いヨーロッパの街って、日本人にはRPGを彷彿とさせます!
プリトヴィッツェのラシュトケ村も、村人が「ここは ラシュトケ の むらだ」としゃべりそうな気がして……(失礼な)。
ブレッドにはメルカトールというチェーン店のスーパーがあり、朝の散歩でさっそくどうでもいい買い物。
カプレッティのパスタ 1袋 0.99EUR
オリーブ飴 1.09EUR
胡椒(これは単に切れていたのを思いだしたため) 0.89EUR
スロヴェニアはEUに加盟しているから、通貨はユーロ。このときは、底値の1ユーロ約100円セール中でした。
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