九寨溝はもともとチベット人の土地だった。今も内部に三つの村がある。
一つは、諾日朗センターの近くの、則査洼溝。
ガイドの劉さんいわく、昔は後ろの山の斜面の、小さな古い家に住んでいたけど、お金が儲かったので新しいきれいな家を道路沿いに建てた、とのこと。
確かに、どの家も色鮮やかで美しい。
中は、お土産物屋さんや、軽食屋さん(?)になっている。
九寨溝の内部に住むことが許されたら、そりゃあいい現金収入になるだろう。
(でも、もともとチベット人が住んでいた土地なんだし)
細かい装飾画。意味が分からないのが残念だけど。
お土産物屋さん、もっとゆっくり見ればよかった……。
二つめのチベット人の村は、「Y」字の根元を犀牛海からずっとハイキングしていた途中にあった。
樹正溝。ここも大きな村。三つめの村には行けなかった。
樹正溝の入り口。中に入る時間がなかったのが残念……。
村の手前にタルチョと白い仏塔が並んでいたのが印象的でした。
もっとも、九寨溝の中の宗教施設はチベット仏教ではなく、土着のボン教のもの、と書かれているウェブサイトを見たことがあります。
虹!? 何だかブロッケン現象みたいだけど……。
タルチョの後ろにはマニ車が。
大きくて、飾り付けされたマニ車も。
白い仏塔が青空に映えます。
落ちていた紙を拾ってみた。馬が描かれています。これが祈祷文?
仏様が描かれたマニ車。
仏塔に飾られたオーナメントフラワー。
樹正溝の向かいは、こんな見事な樹正群海になっています。
水が青~い! 天気がよくて気持ちいい!
二日目に来なかった人たち、残念だなあ……。
ここから見上げるとこんな感じ。
さらに、樹正群海の向こう側から、村のほうを見る。のどかな景色。
昔は、家々もみすぼらしくて、もっと田舎だったんだろうなあ。
チベットと中国の歴史については、飛行機で『そうだったのか!中国(池上彰)』を読んだ。世界情勢についての自分の知識のなさを痛感……。詳しくは書かないけど、大人ならある程度は知っておくべきだと思った。
蔵謎(クラナゾ)もとてもよかったし、いつか、ラサに行ってみたくなりました。
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