午後6時ごろにホテルに着いたので、ゆっくり食事して、ホテルの周りをお散歩。
ヤクの角を売っていた(誰が買うんだろう。漢方薬なんだろうか)。
まだ外が明るいのは、ここが中国のかなり内陸部だから。
中国との時差は-1時間だけど、上海と四川省では日が沈む時刻が違う。
コンビニみたいなところがあったので、プーアール茶を買ってみた。
ちゃんと、一個一個丸く固められてるやつ。35元。お酒もいろいろあった。
シェラトン九寨溝。快適だったなあ。
翌朝、九寨黄龍空港へ。
その前に、天珠というアクセサリーのお土産物屋さんへ。
私は石が好きで、おまじないめいたものも好きなので、買う気まんまんだった。
でも、買わなかった……。
なんか、日本のこういう直営店のほうが、質とか値段がいいような、と……(ごめん)。
店員さんが、天珠の模様は自然にできた、みたいなこと言っていたけど、あれは嘘!!
天珠はめのうを削って、薬品で模様をつけるものです。
あの複雑な模様は、チベットの二千年の伝統があって美しいけど、自然にできるわけない。
嘘の説明で、ちょっと興ざめしちゃったな。
九寨黄龍空港は、チベットの動乱などで、セキュリティが厳しいので、「乾電池やホッカイロはスーツケースに入れないでください」と言われていた。
何とかまた1時間の遅れで飛び立つことができた。
成都に戻るとすぐバスで楽山に向かう。
楽山に行く途中に、眉山という都市があって、ガイドの劉さんはそこの出身なんだって。
弟と二人兄弟で、両親は農業をやっているらしい。
四川省は、(『ワイルド・スワン』にも書かれていたけど)、とても豊かな土地で、農作物がたくさん採れるらしい。水田もあれば、細かく区画分けしていろんな作物を植えている畑もあった。後者は自家用かな?
劉さんいわく、中国には、「都市戸籍」と「農村戸籍」があり、待遇に違いがあった(ある)。昔は農村戸籍の人が都市戸籍を欲しがったけど、最近は逆らしい。なぜかというと、農村戸籍は土地が持てる(正確には国家から借りる)からだって。
お昼は、日本人向けっぽい中華のお店で。
水餃子、焼き餃子など、食べやすかった。甘いお団子が二種類あって嬉しかった。
「(ディープな)中国っぽくないねえ」と連れ。あんまりディープなのはいらないって。
量も多くて、お腹いっぱいになった。写真右下は甘酒っぽい味の甘いスープ。
楽山は、成都から日帰りで行ける観光地で、成都市民にも人気があるらしい。
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