内装が豪華といわれるモスクワの地下鉄に乗ってみました。
いや、「乗った」と言えるほどでもないのですが、有名な駅をいくつか回りました。
サンクトペテルブルクでも、ちょっとだけ地下鉄を使ったので、比べてみます。
モスクワの地下鉄
まずは、グム百貨店の自由時間のときに、十人くらいで地下鉄に乗りに行きました。現地ガイドさんが心配してついてきてくれました。スパシーバ!
プローシャチ・レヴァリューツィイ駅
赤の広場近くの駅です。
かなり混雑してました。
隣の駅に行って戻ってきただけですが、人が乗りきらなくても時間が来ると扉がバァーン!と閉まってしまうので、びっくりしました。ガイドさんは「スリに気をつけて」を連呼。
この駅は、革命の銅像がいっぱいありました。
モスクワっ子は、ワンちゃんの鼻を撫でる習慣があるそうです。
現地の人がちょっ、ちょっと触っていくので、なかなか写真が撮れなかった。
ニワトリでもいいみたい。
ジナモ駅
翌朝、ホテルが2号線のジナモ駅にあったので、まず隣駅のベラルースカヤまで行き、環状線(5号線)に乗り換えました。
ジナモ駅です。
この駅の背後に、巨大な建築物が建造中でした(写真はバスの中から撮ったもの)。
サッカースタジアムだそうです。
ロシアW杯のためでしょうね。
モスクワの地下鉄は、一回券が55ルーブル。
写真の券売機で、二回分(2 PASSES)買いました。
赤いカードが一枚だけ出てくるので、それを入り口の機械にかざして一人目が先に通り、もう一度かざして、二人目も通るという感じ。
長くて、速度の速いエスカレーター。
ただ、シンガポールでもこれくらいだったような?
慣れれば、これでいいんじゃないか? と思ってしまいます。
日本のエスカレーターはちょっとのろのろ。
ベラルースカヤ駅
先にサンクトペテルブルクで地下鉄に乗ったので(後述)、同じような雰囲気だなと思いました。トンネルの両側に、ホームと線路があるのが基本。
この2号線は、電車がレトロな感じがしました。青くてかわいいので、顔を撮ろうと思ったけどボケてしまった。。
ベラルースカヤ駅で5号線に乗り換えようと思ったのですが、また長くて速いエスカレーターを地上まで登ったところ、出口と入口が分けられていて、もう地下には戻れないようになっていた!
係員もいないので、柵を乗り越えようかと思いましたが、(ここはロシア、何が起こるか分からん)と思い、いったん外に出て、一回券を買い直しました。
ベラルースカヤ駅前。
あとで、バスの中から撮った同じ駅。
なかなかクラシックな鉄道駅という感じ。
シェレメチボ空港からアエロエクスプレスという列車が、このベラルーシ駅にやってくるそうです。個人旅行のときは使うかもしれない。
一回券を買い直して、今度はちゃんと乗り換えの階段を見つけました。なぜさっき気づかなかったんだ。上の写真の左右にある昇り階段。
乗り換え口もこまごま装飾されている。中央にソビエトマーク。
キエフスカヤ駅
環状線で、キエフスカヤ駅まで。
土曜日の午前中だったので、座れました。
この駅は、タイル絵で飾られてます。
そのまま環状線を一周してみたかったけど、所要時間がよく分からなかったので、逆回りでカムサモーリスカヤ駅まで。
モスクワの地下鉄は一駅と一駅の間が長いです。電車のスピードも早くて、飛ばします。5号線は、山手線並かそれ以上にすぐ、次の列車が来ました。
カムサモーリスカヤ駅
いちばん豪華と言われているカムサモーリスカヤ駅。
シャンデリアの天井、すごい!
私たちの他にも観光客のグループが来ていました。
昔は地下鉄の写真なんて撮れなかったのに、時代は変わったもんだね~~。
今度は、ベラルースカヤ駅に戻りがてら、途中下車していきます。
プラスペクト・ミラ駅
白いレリーフが美しい駅でした。
ナヴァスラボーツカヤ駅
ステンドグラスの駅です。
一つひとつ違っていて、面白い。
環状線(5号線)の電車は新しい感じでしたね。
カラフルなおしゃれ車両が走ってました。
人が少なかったので、こっそり車内も撮ってみました。
まあ、普通です。
案内板いろいろ。
基本的に、英語の表示はあまり、ぜんぜんないです。
ロシア文字が読めないと見当もつかないので、ガイドブックは必須。
あと、モスクワの地下鉄は、あちこちにレーニンがいたような?
(街中でも、サンクトペテルブルクよりよく見かけた気がします)
サンクトペテルブルクの地下鉄
ついでに、サンクトペテルブルクの地下鉄の写真も貼ります。
といっても2号線でネフスキー・プラスペクトからモスコフスカヤまで乗っただけですが。7駅かな。下の写真はネフスキー・プラスペクト(やけに黄色く写ってしまいました)
サンクトペテルブルクの一回券は、45ルーブル。
ジェトンという地下鉄コインを買って、チャリンと入れます。
最初よく分からず、タッチパネル式の新しい機械で苦戦してしまいました。そこでは買えなかったんだけど。
ふと顔を上げると、警備員のおじさんが無言で首を振っている。そして、さりげなく古い方の機械を金属探知機で指し示しているので、無事、買うことができました。あのおじさんの「ニエット(ノー)…」という表情は、今思い出すと何だかおかしい。無言の仏頂面がロシア人ぽいというか。
モスコフスカヤ駅です。
駅と駅の間が長く、電車がびゅんびゅん飛ばすのは、モスクワと同じ。
しかし、より「閉じ込められた感じ」がしました。
なぜかというと、電車の窓からホームが見えない駅がいくつもある。
こんな感じで、圧迫感ある。
鉄の扉がバァーン!と開くまで、ホームが見えないのです。
そして、壁が異様に厚くて、電車に乗る部分だけ凹んでいます。
どうしてこういう作りにしたんでしょうね。
サンクトペテルブルクが沼地だから?
もちろん、中にはホームが見える駅もあって、モスクワほどではないけど、天井飾りがあったりしましたが、基本的にはどこも質実剛健な感じでした。
駅からホテル(パーク・イン・プルコフスカヤ)に帰る道のりは、地図参照。暗かったので、一度、反対方向に歩いて行っちゃいました。ツアーで同じホテルに泊まる人、気を付けて!
(この写真では、手前側にホテルがある)
東京にくらべれば本数も少なく分かりやすいし、エスカレーターも注意して乗れば問題ないし、次回、個人旅行のときにも使える自信がつきました。
ただ、今回は大丈夫だったけど、地下鉄にはスリも多いらしいので気をつけるべし。
【関連記事】
・真冬のロシア旅行記(2017年2月) 目次♪
・真冬のロシア旅行記(2017年2月) 目次♪
0 件のコメント:
コメントを投稿