2017年9月27日水曜日

('17夏)DAY4-2 常悦素食、女人街、何洪記、飛行機に乗り遅れかける

さて、油麻地 (ヤウマティ)でバスを降りて、ランチは、ガイドブックに小さ~く乗っていた「素食」のお店へ。「常悦素食」というところ。観光客はあまりいない感じ。

「素食」は肉や卵を使わないベジタリアンメニューのことだが、ここは肉料理もある。精進料理が多いということ。

多分、最初にお茶の種類を選び(意味が分からないでいたら、適当に出てきた)、食器をお湯で洗って、そのお湯をプラスチックの入れ物(それを最初にテーブルに置いてくれるのだが、使い方が分からなかった!)に捨てるのだと思う。これは、ほとんど食べ終わってから、隣のテーブルの人を見て気づいた。


メニューは、チェックをつければいいらしい。
なるほどよく分からん。




英語入りも少しだけある。

なお、五品頼んで、二品は注文が通ってなくて、待っていても全然来なかったので(言ったらすぐ出てきたけど)、注文のときに品数を確認したほうがよかったかも。


小籠包。あんまり肉汁タプタプしてなかった。
まぁ普通だろうか。(上の写真の230 上海小籠包)


チャーハン、なぜかカレー味だった気がする。
そういうものを頼んでしまったのか。
いいんだけど。


コーンと青菜入りの、太いラーメンみたいなもの?
うーん、これは…………??
しかも、量が多い。
ただの野菜スープにすればよかった。よく分からなくて(上のメニューの920)


チャーシュー。もはや素食ではないけど。
好みということもあるが、一番美味しかった!

日本のいわゆるチャーシューより味が軽くて、しつこくない。ちょっと甘めだけど、いい。皮はシャクシャクしていて、しっとりした肉と食感の違いが楽しい。


思わず接写。また食べたいー!(メニューは1261)


湯葉とかぼちゃを交互にはさんで蒸し、黒い漢方的な何かをかけた料理。
やっと精進料理らしいものを頼めた。
美味しかったです。(たぶんメニューの227。鮮竹巻というのは、湯葉で包んだ料理を指すらしい)


それから、ななめ向かいの店で豆腐花のデザートを食べる。
「珍心素食」という店。
ここは狭くて、いかにも地元の食堂という感じだった。お昼どきで、ぎゅうぎゅう詰め。


それから、女人街、金魚街などを通って、旺角駅を過ぎ、太子駅まで歩いて行った。

前回はジョーダン(佐敦)の北、玉器市場、天后廟あたりまで散歩したので、今度はもっと上の方に行こうかと。


女人街はおかしなものがいろいろある。

ポケモンボールのリュックを背負って、イベントに行ったらどうですかね!?
違う意味でのガチ勢に?


金魚街は、金魚やカメやカエル(とくに、いろんな種類のカエルがいる。かわゆい! 高級なやつもいる)だけでなく、普通のペットショップも多かった。
猫のケージを何人か立ち止まって見ていた(暑いので街中では野良猫は見かけなかった)。



よく分からない、ピンクっぽいビル。なぜこの色に……。

途中、ジュース屋さんで、またマンゴースムージーを作ってもらって、飲む。



冷たくてうまーい! ずっと同じこと言ってる。

もう少し先まで行き、バード・ガーデンも見てみたかったが、暑いので、これ以上うろうろしたくなくなってきた。
コーズウェイベイに帰ることにする。飛行機はこの日の深夜に出発だが、ホテルは一泊余分に取ってあった。夜、シャワーを浴びたかったので。


太子駅近くのアメ横。


タイムズ・スクエアのアニエス・ベーのカフェでコーヒーを飲む。
ここは何気に高級な店。チョコレートやケーキも売っているが、あまり興味がなくスルー。


初日に内部をよく見ていなかったシティスーパーを見て、ショッピングバッグを少し買い足し、次はより駅近のハイサン・プレイスへ。こちらのビルのほうが、大きな本屋があり、LINEキャラクターの店など、全体に若い人向けで、雑貨などもあって、ブランドショップばかりのタイムズ・スクエアよりも楽しかった。もう少しゆっくり見たかった気もする。

12階の何洪記へ。


インテリアが女の子が好きそうな感じで、くつろげそう! 料理の写真も美味しそう! 実際、ミシュラン一つ星である(それにしては、安い)。テンション上がる。

昨日も一昨日も、本当は早めに帰ってこういうところで点心を食べるはずだったのに、人が多すぎて遅くなってしまい、疲れ切って食べられなかったので、ここでオーソドックスなものを頼む。海老ワンタン麺も頼む。

夫もさすがにチャーハンは飽きたようだった。


海老ワンタン麺は、池記と同じ感じかな。ちりちりの麺が定番なのだろうか。
前回の旅行で行った桂記というところでは、麺を選べたんだけど。


ガイラン。前回、相席の人が、スープのガイランを頼んでいて、美味しそうだったのでこれにした。実際オイスターソースがけよりも、さっぱりで、スープも美味しくてよかった。


定番のチャーシューバオ。
甘いチャーシューが大好き!


名前は忘れたけど、鳥の足の料理。
少しピリ辛で美味しかった。
ぷるぷるコラーゲン。


そして、透明な皮に包まれた海老蒸し餃子。
こういう当たり前のものが食べたかったの!

皮もよくできているし、ぷりぷりの海老が実に美味しい。

店内は平日の五時前だったので、すごく空いていた。
コックさんたちが客席の一部でまかないを食べていたくらい。
日本人の女の子たちも来ていて、デザートを食べていた。
もっといろいろメニューを試したかったけど、お昼を食べてあまり時間が経っていないので。うーん、また来たい。ちなみに全部で264HK$なり。


ホテルに帰って、シャワーし、お昼寝。
夜十時ごろチェックアウトし、空港に向かう。

空港では、結構時間があったので、ラウンジで夕食をとる。
夜が更けるにつれ、どんどん人がいなくなるので、めずらしいと思って、写真を撮っていた。



しかし!

私たちの飛行機は、一番遠い島のゲートから出発する。
その島には、普通は、空港内のトレインを使っていく。しかし、トレインは夜中の一時から朝六時は動いていない。

それに気づいたときは一時を過ぎていて、かなり焦った。
チェックインのときもらった紙にも書かれていたんだけど、文字が小さいんですよ!
まだ飛行機が飛び立つ時刻まで45分くらいあったけど、それでも余裕があるとはいえない。
結局、かなり慌てふためいて人に聞きまくった結果、トレインが止まっている間は一番最初の島からバスで行けることが分かり(よく考えたら、そりゃそうだ)、しかし、ラウンジがバス乗り場から15分くらい離れていたし、バスは十分間隔の運行。結局20分くらい前にゲートにたどり着けたので何とか飛行機には乗れたけど、私たちと、あと一組が最後でした。
もう少し遅れていたら、本当に乗れなかった。悲惨なことになっていた。
ラウンジは快適でも、ほどほどに(涙)



こうして新たな教訓を得て旅は終わった。


帰りの飛行機はとても小さくて、モニターもついていないので、寝るしかなかった。
朝焼けが綺麗で。
成田に帰ってきたら涼しくて、とても嬉しかった。
その日、松屋で麻婆カレーを食べたけど、香港に比べると「やっす」と思った。味噌汁と生野菜のサラダがついて、ご飯大盛り無料で、店は綺麗で静かで相席にならないし、すばらしいと思った。円がもっと高くなればいいんだけど。

香港は乗り物の料金が安くて(日本の半額くらいじゃないだろうか、電車もタクシーも)それは羨ましい。

おしまい。

2017年8月 香港旅行の目次

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