ハロン湾とハノイ3泊4日間(スタンダードクラスホテル、全日空利用)。
あまり長くないので、久しぶりに旅行記を書いてみます。
それでは、目次。
一日目。飛行機遅れる。ホアンキエム湖に行き夕飯。(このページ)
二日目。ハロン湾に移動。バッチャン村。
ハロン湾クルーズその1
ハロン湾クルーズその2、ハロン泊。
三日目。ハノイ市内観光その1
水上人形劇と、チャー・カー晩ごはん。
四日目。共産主義カフェにお茶と買い物。ハノイのお土産!
8時55分、羽田発の便でベトナム、ハノイに出発。
国際線ターミナルのフードコートで朝ごはん。誰もいなかったのでソファー席でゆっくりできました。スープやカレー、ラーメン、蕎麦、お寿司もちゃんとカウンターがあって(どんな味なのかな?)
ゲートの前に行くと飛行機が来てません。
搭乗開始時間になっても来る気配がまったくなく。。
パイロットの急病により、二時間出発が遅れてしまいました。ひえー。
困惑しながら、ミールクーポンで朝食の続きをし、ゲート変更。
機内では代わりのパイロットの方が挨拶していました。
機内食はタンドリーチキンを楽しみにしていたのですが、数が少ないとかで食べられなかった(^^;
『ゼロ・グラビティ』『ズートピア』などを見ているうちに5時間半くらいで到着。アジアは近くていいな。
ノイバイ国際空港、ターミナル2に到着。
おそろしくきれいな空港です。
ガイドブックによると、2014年にできたばかりだそうで(しかも、日本のODAで)
出国出口で現地ガイドさんと待ち合わせ。日本人いっぱいいます。でも、同じツアーは16人だったから、まあ、ちょうどいい感じ。
みんなが揃うまでに両替してしてきてくださいと言われたので、両替屋さんへ。何件かあり、ATMも三台並んでいました。ということで、ATMでキャッシングしました。
CASH WITHDRAWALで2,000,000VND(200万ドン)下ろすと、レシートによると手数料は6万6,000ドンかな?
後で請求を見ると、200万ドンで9700円弱でした。
(ちなみに、夫は左端のATMで下ろしたのですが、同じ金額で200円くらい安かったそうです)
とてもケタが大きいので、戸惑う通貨です。
でも、いちばん大きな50万ドン札で、2,500円くらいかな。
よく言われているのは、「ゼロをふたつ取って、半分に割ると日本円になる」ですかね。
10万ドンは500円くらい。市内周辺を移動するタクシーは大体10万ドン以内。
2万ドンが100円なので、「これ以下の小銭はお寺のお賽銭にしてください、ホテルなどでチップを置く場合は大体2万ドン以上で、それ以下なら置かなくていい」と、ガイドさんに言われました。確かに、1000ドン札(2.5円)を貰ってもしょうがないですよね。
バスに乗ってホテルへ。
ビジネスクラスみたいな座席のバスでした。
ハロン湾までは三時間かかるので、新しいバスで快適だった。
三泊のうち、ハノイ→ハロン湾→ハノイと移動するので、ハノイのホテルは同じでも、途中でチェックアウトしなければなりません。
ホテルは、Sunny Hotel 3というところ。
とくに不満はなかったです。
クーラーも温度調節できたし、水もお湯も出たし。
なぜか三人部屋で、ベッドもタオルも三つあって、広々してました。
ただ、ホテルの周囲にはとくに何もない感じかな。
窓からの眺めはガチャガチャしてます。
このホテルは、街の西側にあり、ホーチミン廟から1.5キロくらい、中心からは少し外れています。旧市街やハノイ大教会、ホアンキエム湖に出るにはタクシーが必要です。タクシーはホテルのフロントで呼んでもらえば簡単ですが、戻るときにちょっと分かりにくい場所にあるので、
「必ずホテルのカードを取っておいてくださーい」
と、ガイドさんに言われました。
その後、街の中心部から二回、このホテルにタクシーで帰ってきたのですが、やはりホテルカードがあるとスムーズでした。
タクシーに乗るとき、通りの名前が大事なんですが、このホテルは「Hao Nam Street」という道から、少し奥まったところにあるんですよね。といっても、道があるわけじゃなくて、舗装されてない駐車場みたいなデコボコしたところ(?)を少し奥に入ったところにあるんですが。それで、ある運転手さんはちょっと戸惑っていました。
でも、ホテルの建物は11階建てで、通りからよく見えるので、目印にすれば大丈夫。
本当は、この日の午後が、ほぼ唯一の自由行動時間。
でも、飛行機が二時間遅れてしまったので、ホテルにチェックインして出てきたのは、午後四時くらいになってました。。
とりあえず、タクシーでハノイ大教会に向かいます。
7万、8万ドンくらいでした。あと三回タクシーに乗ったけど、毎回それくらいでしたね。
タクシーは、行き先の建物の名前や、お店の場合は住所をベトナム語で紙に大きめに書いておくとスムーズだと思います。ホテルで呼ぶと、ドアマンさんが行き先を確認して運転手さんに念押ししてくれます。
あと、このときは50万ドン札を出してちゃんとおつりが返ってきたけど、両替所かホテルのフロントで細かい札にしておくのがいいです。運転手さんによっては、10万ドン札を出しても、おつりが「これ(1万ドン)しかない」となったこともありました。(じっと待っていたらもう少しくれた)
あっという間にハノイ大教会に到着!
黒ずんでいるのがちょっと残念?
あさって来るので、中には入らずに、街歩き開始。
しかし、暑い。
暑いんです。
気温は、正確には分からないですが、35度くらいか?
じっと立ってると汗がじわじわ滲み出してくる。湿度が高いんです。
ベトナムの6月から夏にかけては、オフシーズンというのも納得。
そぞろ歩きに使う体力が、快適な気候のときとくらべて、二倍増しですから!
まず、湖のそばの道に出て、スーパーに行きました。インティメックスというところ。
食料品店をちょっと大きくしたような感じです。
しかし、そんなに買いたいというものがなくて、ただ出てきてしまった。
ベトナムはコーヒーの輸出世界一(ブラジルよりも!)なのですが、美味しいものが欲しいので、もうちょっと見てから買おうかなと。
でも、この後、スーパーに行くことがなかったので、塩とハス茶はここで買っておけばよかったかも。
ぶらぶら歩いてホアンキエム湖の周りを散歩します。
湖の側は排気ガスもあまりなくて、散歩コースとしていいです。暑いですけど。二時間早く着いていたら夕飯の前にベトナム・スイーツを食べなかったのですが。
フレンチ・コロニアルふうの建物と、
アジアらしい、ゴチャッとした喧騒が入り混じっています。
まあ、後者のほうが多いかな?
以前、ホーチミンに行ったときは、バイクがとにかく多くて怖く、道を渡るのが大変だったんですが、今回は街の中心部だからか、横断歩道と信号機がありました。
バイクは多かったです。
でも、ホーチミンよりは少ないかな? どうだろう?
湖に、弁天島のようなところがあったので、中に入りました。
ひとり3万ドン。
弁天島じゃなくて、玉山祠です。
カーテンみたいな木。
中には赤い柱の中国風の建物。
文、武、医の三聖人と、元を撃退した英雄が祀られているそうですが……。
熱心にお参りしている人もいるので、邪魔しないように通り過ぎました。
別室に、大きな亀の剥製があります!!
最初、ずいぶんリアルな顔してるなぁって思っていたら、生きて泳いでいた写真がありました。
びっくりする大きさ。
シャンハイハナスッポンと呼ばれる、中国南部からベトナム北部に生息する大型の淡水亀だそうです。
剥製以外にも、ホアンキエム湖に最低一匹いるようです。体長1.8メートルくらいのやつが。すごいねー。
ホアンキエム湖の伝説というのは、王様が湖に住む亀からもらった剣で中国に勝ったのですが、その後、湖で舟遊びをしていると水の中から亀が出てきて、「このあいだ貸した剣、返してくれる?」と言ったので返した、という伝説です。
王様も「あれ、くれたじゃなかったんだ」と思ったことでしょう。
漢字で書くと、還剣湖。
島のテラスから湖を眺めたところ。
亀の塔がぽつんと見えます。
大亀を見たら五時過ぎくらいになっていて、レストランがあるあたりに歩いて行かなきゃいけないので、スイーツを食べるのはあきらめました。
早起きしたので、少し疲れていたこともあります。
湖の南のほうまで来ました。
しかし、これから経済が発展してこのバイクが全部車になったら、それはそれで、恐ろしい気がします。中国はそうなってますよね。排気ガスもひどくなるでしょうし(あとでガイドさんに聞いたら、そのため車を持つのはすごくお金がかかるようになっているそうです)
夕焼けのちょっと前くらい。
レストランは、湖の南のほうに歩いて行って、ガイドブックに載っている、ニャーハン・ゴン、カイカウ、ワイルド・ライス、オー・ラック・ハウス、ヒルトン・ハノイ・オペラ内のレストラン、ここらへんを見て良さそうなところに入ろうと思っていました。予約してなかったんですが、平日だし、18時くらいなら問題ないだろうと。
一応目当てにしていたのはデ・セロイアというホテルの中にある「カイカウ」で、最初にたどり着き、もう蒸し暑いし、ここでいいじゃないか、となって、中に入りました。
今思うと、このレストランに向かう途中、ララチッタのガイドブックに載っているアイスバーの専門店、「ケム・チャン・ティエン」に寄ればよかったですね。食べながら歩いていけばよかった。本当はベトナム風ぜんざい、チェーが食べたかったのですが。チェーの専門店も、少し遠回りすれば「チェー・トゥ・ニュエン」というところがあったのですが(^^;
レストランは18時を少し回ったくらいに着き、お客様は一グループだけでした。
その一グループは、日本人の十名以上のビジネスマン集団でしたけど。
ご飯を食べてるうちに19時過ぎると、日本人、欧米人で結構混んできたので、オープンと同時くらいに行って、まあよかったかな? 料理もすぐ出てきたし。日本人グループはその後、もう一組来ていました。
お店は快適で、普通にどれも美味しかったです!
とにかくメニューが豊富で、何を頼んでいいか分からなかったというのはあります。日本語は書いてありますが、写真はないです(写真があると大衆食堂みたいになるからだろう)
リーズナブルな一皿から、ツバメの巣のような三、四千円くらいするそれなりの一品まで、いろいろありました。
いろいろ食べてみたかったなぁ。
ニンジンジュース。
アルコールを飲まないので、ベトナムではフレッシュジュースばかり頂いていました。
あまり冷たくはなくて、すっごく人参の味がします。
健康にはよさそうだけど……。
スープは、後でガイドブックを読んで知ったのですが、高級料理店では一人ずつ出てくる(だから人数分頼まないといけない)そうです。
大きなスープ皿で出てくるのかと思ったんだよね。
春巻きは、「カイカウ風」を選んだのですが、普通に中華っぽいのが出てきてちょっとがっかり。
シャワシャワした薄い皮の(チャー・ゾー?)を期待していたんです。
写真左奥にある、ライム塩がおいしい。
飾りの人参は食べてはいけない。
ソフトシェルクラブ、食べてみたかったので、嬉しい。
ふにゃふにゃ!
アヒルの肉の料理。
ここらへんから、ちょっと量が多くなってきました。
シーフードチャーハン。
二人にしては量たっぷり!
注文したときは、これでお腹いっぱいになるかな? と思っていましたが、十分でしたよ。
デザートはココナッツアイスと、フルーツ。
これで二人、税込79万ドンくらいでした。安いよね?
食べ終わって七時半くらいなのですが、外に出てもほとんど涼しくなってない(笑)
帰りのタクシーは、デ・セロイアの入り口の人に声をかけたら流しのタクシーを呼び止めてくれ、行き先も運転手さんに確認してくれたので、とくに問題なく帰ってきました。
次の記事は、二日目、焼き物で有名なバッチャン村です。
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