三日目はマカオに行く。
六時半に起きて、七時前にワンチャイ駅に歩いて行った。なぜかというと、ホテルの近くの「金鳳茶餐廰」という店でパンを買うため。朝ごはんに食べようと思って。
チキンパイとパイナップルパンを二つずつ買う。あつあつで美味しそう。
これがお店で、すでに人が並んでいるのが見える。店内も人が入っていた。
8:00ごろ上環のフェリーターミナルに着くと結構混んでいて、目の前で一本早いチケットが売り切れ、9:00の便のチケットしか買えなかった(なお、一人3000円ほど上乗せすると、プレミアシートで早い便が買える)。そういえば、前回も一時間くらい待った気がする。フェリーターミナルでお粥の朝ごはんを食べたんだっけ。
パスポート・コントロールを抜けたら出発時刻まで三十分くらいになったので、チキンパイとパンは船に乗って落ち着いてから食べることにする。
前回は、ただ友だちについて行くだけで、フェリーに乗るときの仕組みを理解していなかった。自分の持っているチケットの時間よりも、早い便に乗りたい場合は、その便のStanding 列で待っていると、空きがある場合は乗ることができるみたい。上の写真の矢印のような列のこと。大体ゲートの隣にある。
私たちは知らなかったので、予定どおり9:00の便に乗った。20分くらい前、ゲートが開き始めると、受付で座席シール(ピンク色の「24C」というやつ)を貼ってくれる。これを貼ってもらってからゲートに並ばないと意味がありません。
そして、このシールが余ると、Standing 列の人を乗せてくれるわけ。
行きのフェリーは小型のジェット船(?)で、座席は綺麗で快適だが、すごーく涼しかった!! 暑がりでも、上着は必須である。
香港を離れ……。
マカオに着きました。
今回、夫が「世界遺産30カ所制覇」という目標を立てていた。私も、媽閣廟(マーコミュウ)など行ったことないので、いいかと。ただ、よく知らなくて外から見ただけだったところもある。鄭家屋敷。。
世界遺産30カ所の回り方として、媽閣廟から回るか、ギア要塞から回るかというのがある。
前者の場合、「まず媽閣廟までタクシー。歩いてセナド広場、聖ポール天主堂跡の先まで行き、タクシーでギア要塞。そしてまたタクシーでフェリーターミナルに戻る。」というのが、標準コースである。
フェリーターミナルから降りてみると、バス乗り場がタクシー乗り場の横にあり、ちょうど媽瑪廟行きのバスが来ていた。それは乗り過ごしてしまったんだけど、少し待っていたらまた来たので、3.2HK$でこれに乗って瑪廟先のバスターミナルまで行くことに。
バスは先払いで、香港ドルが使えた。それに、日曜の朝だったからかなり空いていた。案内板で、行き先の漢字をしっかり見れば、乗るのは難しくないと思う。
ただ媽閣廟で降りるという意思表示が足りなかったのか(ボタンを押すタイミングが微妙だった)隣のバスターミナルまで行ってしまった。まあ近いし、海が見えたからいいか。
船が泊まっている。この右側がバスターミナル。
バラ広場前の建物。
香港と雰囲気が違うね。
[1]バラ広場は、媽閣廟の前の広場。
[2]媽閣廟。結構混んでいる。このあたりがマカオ発祥の地らしい。
すでに日が高く、かなり暑かった。
「太乙」っていうと封神演義しか思い浮かばない……。
日本だと、大きな岩は信仰の対象だから、文字を刻んだりしないだろうけど。
これなども、実にハッキリと主張^^
敷地内はわりと狭くて、勾配があった。
小さな丘に建てられているみたい。
これは絵馬みたいなものかしら?
干してある。
バナナ、美味しそう!
媽閣廟を出て、細い道を入っていく。
右上に黄色い洋風の建物が見えてきた。
[3]港務局。
なかなかコロニアルな建物である。
同じ道に戻って、どんどん中心に向かって行く。
鳥かごが連なったようなバルコニーが面白かった。
アジアっぽいけどおしゃれ感もある。
[4]リラウ広場に着いた。
同じように世界遺産めぐりをしている、日本人の観光客の人たちも一休みしていた。
距離的には媽閣廟からここまで、ほんとに大したことないのだが(マカオは狭い!)何しろ暑いので体力を消耗します……。
このリラウ広場の隣あたりに、[5]鄭家屋敷がある。
しかし、どういうわけかこのとき、暑くて疲れたし、一カ所くらい飛ばしてもいいか、と外観をチラ見しただけで通り過ぎてしまった。。
よく調べていなかったのが悔やまれる。
広くて、写真映えするスポットらしいのに。
建物の角の信仰。
前回も行った、[6]聖ローレンス教会に着いた!
よく見ると、天井が少し色あせている気もするが。
でも、落ち着ける空間。
教会は座れるからいいよ。
クーラーはないけど、風が通っていて涼しい。
続いて、[7]聖ヨセフ修道院および聖堂。
しかし、ミサか何かやっていたので中に入れず、外観だけ。
前回の旅行で歩いたところまできた。
次は、[8]ドン・ペドロ五世劇場。
ここは前回と違って、中に入れるようになっていた!
一階の客席。
一階の待合室。
二階も覗ける。
今も使われてそう。
前回も中庭でWi-Fi休憩した、[9]ロバート・ホー・トン図書館。
上は現代的な図書館なところも同じ。
図書館の目の前にある、[10]聖オーガスティン教会、[11]聖オーガスティン広場。
修復中だった。
香港といっしょで、今も竹で足場を組んでいる。
散らばる竹。
セナド広場の手前まで来て、福隆新街に入り、お昼ごはんにする。
赤い街並みが懐かしい。
前回のようにきっちり予約したりしてないので、すべてが行き当たりばったり。
ガイドブックに載っていたシーフードが美味しいというお店は混んでいて並んでいたので、その近くのぜんぜん混んでいない(失礼)ごく普通の中華料理屋に入る。
またもチャーハンを頼む夫。これがまた、山盛り出てくる。
青菜はこれだけ大量にあっても、普通に美味しかった。チンゲンサイ?
香港は洋風の店でないと生野菜は出てこない。野菜を生で食べるという習慣がなかったみたい。だから、日本からくると野菜不足におちいる感がある。
それで、コーンと松の実の炒め物、もうちょっと他にも野菜が入っているのかと思って頼んだんだけど……うーん、でも、まあ、私はわりとコーン(粟米と書く)が好きなので、ひたすら食べた。
暑くてあまり食欲がないので、おなかいっぱい。
[12]セナド広場に進む。
前回、ミルクプリンとエッグタルトを食べることに忙しくて、素通りしていた世界遺産を、いくつか見て回ることに。じりじりと暑いので、雨傘を日傘にしている人、多数。ちょっと妙な光景、といいつつ、もちろん私もさしていた。
(つづく)
→DAY3-2 引き続きマカオ、盧家屋敷、ギア要塞
→2017年8月 香港旅行の目次
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