とくに、中世の図書館、「ジョアニア図書館」の写真がすばらしく、本好きとして楽しみにしてました(でも、ツアーの日程には含まれていなくて、添乗員さんの裁量で連れて行ってもらいました。ありがとうございました!)
旧大学の中庭(この背後に旧図書館がある)
前日、サンティアゴ・デ・コンポステーラから帰ってきて、ポルトで夕食。
この旅行中で一番狭いレストランでした!(別のツアーも合わせて日本人六十人がぎゅうぎゅう詰め)
歴史地区に近いのに、通りには人がいなくて、他のレストランなどもあまり開いていなくて、こういうところが、
「ポルトガルでは第一、第ニの都市でも、ヨーロッパ全体から見れば、僻地なんだろうな~」
と思ってしまうのでした(ごめんね)。
暗くてうまく撮れていないけど、白身魚のピカタみたいなのと、お米が入ったトマトスープ。
あとサラダ。味はいいけど、一人ぶんの量が少なかった……。
翌朝、ポルトのホテル(トウェラ ポルト)からの眺め。
前日の朝食では、日本人60人がぴったり時間通りに揃ったら、
肉も卵もコーヒーカップすらなくなって大変だったので、
時間をずらして行くようにと指示があった(笑)。
コインブラに向かってバスを走らせる途中で、大きくてりっぱな虹。
詩が刻まれた石がいっぱいあり、背後は明らかな高級住宅街。
うーん、ここは何という場所だったのか……。
続いてコインブラ大学へ。
新大学の中を歩いていく。正面に「鉄の門」がある。
休日のせいか、朝早いせいか、学生は少ない。
「鉄の門(無情の門)」をくぐると、旧大学の中庭に出る。
鉄の門を振り向いたところ。
「コ」の字型に、古い建物で囲まれている。時計塔もある(一番上の写真)
ジョアニア図書館(左側の建物)。
中庭には、黒いローブを着た男子学生と女子学生がひとりずついて、観光客と一緒に写真を撮ってくれたり、大学のDVDを売ったりしてる。男子学生のほうはブラジルから来た留学生だった。
図書館の優美な正門。
ただし、見学者はこの扉の左手の階段を降りた先から入る。別料金で7ユーロだったはず。
内部は、赤いじゅうたん、金泥細工がほどこされた木の棚の図書館。
きらびやかで美しい。ゆっくり歩き回って堪能する。
しかし、また、内部の写真は撮れなかった……(T_T)。
でも、ポストカードセット(6ユーロ)やポスターなどをせっせと購入。ポスターは上の階の図書館でしか売っていなかったので、一度売店まで降りた後、ダッシュで駆け上がって買うことができた(そんなことをしたのは私だけ)。
これがポスターを広げたところです!
丘の上にある大学を出て、コインブラの繁華街のほうに降りていく。
古い建物や、
学生たちのハートをつかんだやさしい洗濯娘の像や、
たくさんあるお土産物屋さんを横目に降りてきて、
ポルタレン広場から伸びるメインストリートに出ました。
この広場の手前で、短い自由行動。私はお土産を見るために、連れとは別行動。
こんぺいとう発見!
「コンフェイト」はポルトガル発祥のお菓子。婚礼用なので普段は売っていないと聞いたけど、カフェで買えてよかった(一個1.4ユーロ)。
ここの名産、コニンブリガ焼という手描きの皿や壺がたくさん売っていて、私も一つ欲しかったけど、けっこう高かったので見送り。でも、この後行ったオビドスのほうが安かったので正解だったかも(笑)。
別行動の旦那さんは、コインブラの鉄道の駅を見に行ったらしい。
ちなみに私がオビドスで買った花瓶はこれ(コインブラの街の四割引くらい)!
ファティマに向かう途中で、修道院に併設されているレストランに寄ってお昼ごはん。白い衣装の修道女さんたちや、ヨーロッパの学生団体みたいなのも昼食を取っていて、いい雰囲気。
食事が始まってみると、この旅行で、一番サーヴィスのいいレストランだった。
まず、テーブルごとにワインが一本ついてたし。
前菜の揚げ物。
たっぷり野菜スープ。
やけに牛肉を皿の端っこに寄せるな、と思ったら、
野菜とライスがどさどさと乗ってきた。
肉やポテトはお代わりがたくさんあって、隙あらば修道女さんが皿に載せようと(「ほら食べなさい、食べなさい」というかんじで)。
デザートはテーブルごとにこれがどん! フルーツは何でも好きなのでうれしい。受付にいた修道女のおばさまもきさくな感じのかただった。
昼食後は現代に聖母マリア信仰が生きる町、ファティマへ。
続きます! →「聖母マリアの聖堂、ファティマ」
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